夢幻城ばぁる: 『天使の羽根を踏まないでっ』 体験版 感想

2011年5月18日水曜日

『天使の羽根を踏まないでっ』 体験版 感想

検索を掛けるとこっちが上に出てくるようだったので、とりあえず処置。未完成ながらもこちらに製品版の感想を書き残してあります。随時加筆するので気になっている方はどうぞ。











昨夜、『天使の羽根を踏まないでっ』のもう半分、太陽の学園編を終えたので、まったり感想を仕上げた次第。女装ゲーは基本嫌いなんだけどね、手を出すまで気づかなかったわ。
鈴田さんの声は嫌いではないが、主人公のしゃべりにあってない気がしたので途中からオフりましたサーセン。


シナリオ
序盤から『太陽の学園』と『月の学園』に分岐、μに対する解釈や指導の違いから選択によって雰囲気が別物に。私は月側がものすごく気に入りました。
前者に於けるμは神を補佐する側近、後者のμは神を屠りの座を奪う者。

うん、意味がわからない(笑)

導入部は良いんだけど、ここから先がどう繋がるのか予想がしづらい。
おもしろいか否か、であれば間違いなくおもしろい作品に仕上がる.と感じた。
太陽と月の対比からして、おそらく体験版では殆ど表に出なかった聖化機関が後半になって絡むのかな。


太陽側では『奇跡(力)』を『享受(受ける)』する

月側では『魔術(力)』を『使役(与える)』する

この二つが器と内身の関係になって、混じることで一柱の神として君臨できるとすれば……。さらに条件を加えと、月側の説明通りならば、神は一年周期で交替されることになるので、μは消耗品であるとも考えられる。ゲームのジャンルが『奇跡と魔術と創生のAVG』なので、これらを超俺理論でまとめると
『μは消耗品であり、願いを叶える代わりに繰人形として世界を支える(創造する)』として存在する。この神のシステムを構築(むしろ運営)しているのが、聖化機関であるため、絶対の権力を誇っている。俗に言うセカイ系作品で後半になると燃えるように熱い展開が! との予想に至りました。
塾とやらの参加者と怪しい集団(おそらく聖化機関)の話している人数が一致しそうなので、
主人公の患っている謎の病気も神の御業に関係するんじゃないかなぁ.と。

妄想はあくまで妄想、おもしろければなんでもいいです。そんなことより、特典絵をはよ。

こんな感じのルート形式らしい


キャラクター
十二次 憩嬢以外に考えられない。
あの金髪のモブキャラも好きだけどね、リボン(?)が左右逆についてる二人。
肌と髪と瞳(と服)の色が似たような色種になってるせいで薄く見えるけれども。


割とクセが強いかなと思ってたんですが、そんなことはなかった。
早期に惹き込まれたので気にするまでもなかった。
初めてだったけどヨダ絵の破壊力やべぇ。これが暗黒絵師ッ!!



演出
SD絵もそうだけど、カットインやらエフェクトの処理が丁寧。
立ち絵の挙動や表情も1クリック毎に変わるので立派なもんです。
スキップで動作が遅くならないのもいい、読み飛ばしたいときにマジ必須機能。



楽曲
実にいい音 それ以外に何かあるか? それだけで十分だ。
きっすみでは、初回版封入サントラの収録内容に対して非難轟々だったと聞き及んでいるので、収録内容が心配。
実はきっすみはサントラ(完全版)が後になって頒布されています。
もし封入サントラが微妙でも同じように頒布されるなら別にどっちでもいいか(笑)


期待点(上限100)
75点

お朱門ちゃんの暴走に付き合おうではないか!
全部描き切れていれば当たり作品になるとは思うんだけど、体験版のサイズが1GB超過していることを考えると、尻すぼみになる気がしないでもないという……。
今までこの人達の作品に直接触れた機会がないのでイマイチ把握できんな、困った。
ちなみに戦闘術の型はタロットカードに由来しているようですね。




天使の羽根を踏まないでっ』のオープニング


天使の羽根を踏まないでっ