その間、更新も出来ずすげー悶々としていたのでいくつか体験版をプレイ。
また、その感想を取りまとめた次第。よかったらどうぞ
『シナリオ』『絵』とかの項目を見やすい色に調整しないと、次から考えます。
※電『撃』ではなく電『激』です。まぁ、一応。
あらすじ
幼い頃、いつかヒーローになりたいと考えていた主人公ヤマト。
その願いに呼応して思い出コレクターが目の前に現れる、「思い出」を代価にし
ヤマトは電激ストライカー(ヒーロー)になることができたが……
シナリオ
ヒーローや戦隊モノは嫌いではありません。むしろ好きな方だと思う。なのに、これには反応せず。
なんて言うか、空回りしてます。日常パートは実に面白い、こういう言い方は失礼ですけど
フルメタル・パニックに近い(個人的には劣化と感じる)。主人公のヤマトのセリフ回しなんて宗助そのものです。他に敵集団と主人公の家が隣とか顔合わせているのに気付かない点、王道と言えば王道なんですけど、あからさまじゃないですかね。
プロット漫画を読んだ限りでは、『電激ストライカー』という作中漫画が現実化したものがこのゲーム。
なので私として期待していた「現実」の主人公がヒーローになるではないんですよね。
たとえば、『ある日を境に主人公が異能に目覚める』『実は○○のような戦闘集団がいて、その秘密を知ってしまい』のように、主人公が実際に変化する様、その過程(ライバル出現etc)を楽しみたいんですよ。
至極主観的ですが、舞台の上の人間が観たいのか人形の舞台を見たいのかの違いだと考えており、思い出コレクターと契約を交わした時点で人間から人形へ堕ちてしまった感覚……残念だ。この作品は後者でミラー大佐以外のキャラクターにあからさまな作り物臭がしてイマイチ好きになれませんでした。
大佐の人格は本来の主人公っぽいので実に興味深い。
何より、戦闘のひどさが見るに堪えない。これはちょっと見てられない。
ヒーロー物で戦闘描写って要でしょうに。というか、こんなに敵キャラ増やしてどうするんだろうか。
ルート毎に倒す敵と山場は違う,は人数を踏まえると現実的ではないし。
ストライカーは一文字博士が作ったはずだが、一文字さんは喫茶店の経営……ふむ。
炎の人を見て思い出したのは南国少年パプワくんのアラシヤマ(サボテンと石持って踊ってる人)、「平等院鳳凰堂、極楽鳥の舞!」
キャラクター
ダニエルとジョセフがたまらん
こういうブレないキャラクターって好きだ
絵
エロゲではなくアニメ寄りの塗りですね。それだけ
あえて言うなら、制服の色がどうかと思います。
演出
挟まれるアニメは悪くない。ナベシン……。
楽曲
BGMに関しては悪くなかった、その辺は流石なのかも。
オープニングなどを聞いた限りではCD音源で欲しいとは思わなかったが。
期待点(上限100)
55点
アクチ付きとなると特攻できん
セーブとロードに凝るのはいいんだけど、サムネクリックで選べないと面倒くさい。
『電激ストライカー』 プロモーションムービー